見出し
インターネットFAXの普及率はどのくらいなの?
一昔前と比べてみると、メールでFAXの送受信ができるインターネットFAXは大分浸透しています。
そこで、「インターネットFAXの普及率って一体どのくらいなの?」と疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
インターネットFAXの普及率に関する詳しいデータは、2020年の10月現在で出ていません。
しかし、令和元年5月31日総務省公表の平成30年(2018年)の通信利用動向調査によるFAXの世帯保有率は、下記の図を見ればわかる通り右肩下がりで減少していますね。
13歳~59歳の年齢層でスマホの利用者が9割を超えている中、FAXの保有状況は平成21年(2009年)の57.1%をピークに下がり続けているのが現状です。
平成30年(2018年)のFAXの保有状況は、34%とのデータが出ていました。
このデータを見ると、インターネットFAXの普及率も低いのではないかと仮説が立てられます。
確かに2011年の段階でインターネットFAXの利用は1割にも満たないと言われていましたが、現在では年々急上昇中!
IT社会になった現代でも、インターネットFAXは様々なシーンで存在感を発揮しています。
別のデータでは、FAXを利用している事業所は95%を超えているとの結果が出ました。
インターネットFAXは従来の複合機よりも遥かに利便性が高いため、これから普及率が上がっても不思議ではありません。
インターネットFAXの需要が高い4つの理由を徹底解説!
現段階でインターネットFAXの普及率は低くても、需要が高まっているのは紛れもない事実です。
インターネットFAXの需要が高いのは、上記の4つの理由が考えられますよ。
これからインターネットFAXを導入しようか迷っている方は、こちらのページを参考にしてみてください。
1:電話回線を引かなくてもFAXを使える!
インターネットFAXと従来のFAXの大きな違い | |
---|---|
インターネットFAX | インターネット回線でFAXを送受信できる |
従来のFAX | 電話回線を引かないとFAXの送受信ができない |
インターネットFAXの需要が高いのは、従来のFAX機器とは違って電話回線を引かなくても良いからです。
アナログの電話回線工事を申し込むに当たり、NTT局内の交換機工事や屋内配線工事、基本工事が必要…。
工事自体は2時間程度で終わりますが、申し込み手続きをしたり工事に立ち会ったりと意外と面倒ですよね。
一方でインターネットFAXは、工事不要で今すぐに使い始めることができます。
次の3つのサービスは、即日でインターネットFAXの利用OK!
インターネットFAX | オンライン申し込み | FAX利用までの時間 |
---|---|---|
eFax(イーファックス) | 即日で利用OK | |
メッセージプラス(Message+) | 即日で利用OK | |
MOVFAX(モバックス) | 即日で利用OK |
手間が一切かかりませんので、インターネットFAXを導入する個人事業主や会社は増えています。
数多くのサービスの中でも、eFax(イーファックス)は国内の利用者が60,000件を超えました。
普及率も知名度も高いインターネットFAXですので、eFax(イーファックス)の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
2:FAXに費やすコストを大幅にカットできる!
FAXサービス | インターネットFAX | 従来のFAX機器 |
---|---|---|
初期費用 | ||
月額料金 | ||
実機代 | ||
メンテナンス代 | ||
修理費用 | ||
用紙代 | ||
インク代 |
上記の比較表を見ればわかる通り、従来のFAX機器とは違ってインターネットFAXは余計なコストがかかりません。
FAXに費やすコストを大幅にカットできるのは、インターネットFAXの需要が高い理由です。
もし1ヵ月間で2,000円のコストを削減できたと仮定すると、1年間で24,000円になります。
事業の継続で経費の削減は重要なポイントですので、従来のFAX機器からインターネットFAXに乗り換えるのは選択肢の一つですよ。
※インターネットFAXの利用でかかる費用についてはこちら!
3:スマホを使ってFAXの送受信ができる!
インターネットFAXは、「パソコン」「スマートフォン」「タブレット」と様々なデバイスで使えます。
つまり、オフィスでも外出先でも、場所を問わずにFAXの送受信ができるのはインターネットFAXのメリットです。
※インターネットFAXの詳しいメリットについてはこちら!
従来のFAX機器と比べてみると、インターネットFAXは遥かに利用しやすくなっています。
現在ではスマホアプリがリリースされているサービスもありますので、インターネットFAXの選び方の参考にしてみてください。
4:データのやり取りでセキュリティを強化できる!
インターネットFAXは、データでFAXをやり取りする形になります。
インターネットFAXに登録しているメールアドレスにしかFAXは受信されません。
送られてきたFAXが紙面に出力されるわけではありませんので、インターネットFAXはセキュリティを強化できます。
セキュリティ性を高めることにより、企業内の情報管理強化にも繋がるわけですね。
複合機は受信したFAXのデータの管理が面倒で紛失のリスクがありますので、インターネットFAXに乗り換えてみましょう。
※インターネットFAXが実施している5つのセキュリティ対策はこちら!
インターネットFAXはいつ頃流行り出したの?
「メールでFAXを受信できるインターネットFAXはいつ頃流行り出したの?」と疑問を抱えている方はいませんか?
確実なデータはありませんが、インターネットが普及してしばらく経った2000年代には既にインターネットFAXは登場していますよ。
従来のFAX機器の歴史はもっと昔に遡りますので、どのような遷移を辿っているのか見ていきましょう。
FAX(ファックス)の登場から進化の歴史 | |
---|---|
1920年代 | 電気工学の急速な発展に伴ってFAXの基礎的な技術が出揃う |
1936年 | ベルリンオリンピックで短波通信回線により電送された写真が新聞紙面を飾った |
1970年代 | 業務用のFAXが開発されて1台目の電話機に接続できるようになった |
1981年 | 旧電電公社が通信料金の安いファクシミリ通信網(Fネット)を開始した |
1985年 | 電話機の自由化により、中小企業や商店でも急速にFAXが普及し始めた |
数十年以上も前から、紙面に出力して電話回線を使ってFAXを相手に送るという方法が取られていました。
そしてインターネットが発達した現在ではメールでFAXのやり取りができるようになり、更にはスマートフォンも使えるようになったわけです。
お使いのスマホがFAX機器の代わりになりますので、インターネットFAXがあれば効率良くビジネスを進められます。
インターネットFAXの市場規模は今後も高まる可能性あり!
一昔前は、インターネットFAXの市場規模はまだまだ小さいものでした。
しかし、少しずつインターネットFAXの需要が高くなり、今後は市場規模が更に高まる可能性があります。
2014年の段階で、受発注のインターネットFAX市場は100億円超だとの発表がありました。
当時から6年以上が経過してインターネットFAXの認知度は高まっていますので、市場規模も同時に拡大しているわけです。
厳しい経済状況の中で、「これ以上コストを削減するのは難しい」と感じている企業や会社はあります。
絞りに絞りきった雑巾のようにコスト削減に取り組んでいる企業も不況と言われる現代では、決して珍しい話ではありません。
そんな時に一般的な電話回線によるFAX環境を利用しているのであれば、インターネットFAXを導入してコスト削減を図る方法がおすすめ!
1年2年という長い目で見れば圧倒的にインターネットFAXの方が安く済ませられますし、ペーパーレス化によって資源の節約にも繋がります。
インターネットFAXのサービス自体も増えていますので、気に入ったところと契約してみてください。
まとめ
インターネットFAXの普及率や需要が高い理由についておわかり頂けましたか?
あらゆる業種や職種でインターネットFAXは役立ちますので、市場規模も徐々に拡大していますよ。
インターネットFAXに乗り換えれば利便性の向上やコスト削減に繋がりますので、是非一度導入してみてください。