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フレッツ光でインターネットFAXは使える?
フレッツ光とは、NTTが提供する光回線インターネットです。
数十年前はADSL回線がメジャーでしたが、現在ではフレッツ光やNURO光などの光回線が主流になっていますよ。
インターネット回線 | 光回線 | ADSL回線 |
---|---|---|
通信方法 | 光ファイバーケーブルにてレーザー光通信 | 電話回線にて電気通信 |
通信速度 | 100Mbps~1Gbps | 1~50Mbps |
最大通信速度で比較してみると、光回線はADSLよりも20倍近く速いのが特徴!
このフレッツ光の「ひかりFAX」に加入することにより、Android端末でFAXデータの送受信を行うインターネットFAXが利用できます。
お手持ちのAndroid端末でツールをダウンロードするだけですので、手軽にインターネットFAXを導入できるわけです。
従来のアナログファックスでは本体が必要なのに加えて、機器を持っていても「白黒でしかデータの送受信ができない」「写真などが綺麗に送れない」などのデメリットがありました。
一方でフレッツ光の「ひかりFAX」であれば、専用機器を持っていなくてもスマホやタブレットを使ってデータの送受信ができます。
フレッツ光のひかりFAXのメリットを徹底解説!
フレッツ光のひかりFAXには、上記の3つのメリットがあります。
他のインターネットFAXと比較して何が違うのか見ていきましょう。
1:Androidの端末でFAXの送受信ができる!
Androidのスマホ端末があれば、ひかりFAXへの加入でFAXの送受信ができます。
お手持ちのスマートフォンがFAX機器に様変わりしますので、皆さんが想像している以上に便利ですね。
いつでもどこでもFAXが使えますので、ビジネスを効率良く進められます。
2:操作方法が非常にわかりやすい!
フレッツ光の「ひかりFAX」は、操作方法が非常にわかりやすいのがメリット!
今までのFAXと同じ電話番号で使えますし、「FAXを送る」「送信・受信一覧を見る」といった操作の方法がとてもシンプルです。
更に、「ひかりFAX」同士であれば従来のアナログファックスと比較して高速で送信できるため、かかる料金がお得になってコストの削減に繋がります。
高画質なデータ出力もできるため、メッセージの入った写真を送るなど、ありとあらゆるシチュエーションで利用できるのではないでしょうか。
3:複数の宛先への一斉送信やカラーデータの送受信OK!
「ひかりFAX」同士であれば、カラーでFAXのデータを送受信できます。
複数の宛先への一斉送信にも対応していますので、ひかりFAXはとても便利ですね。
※一斉送信ができるインターネットFAXのおすすめランキングは、こちらのページでまとめました。
エプソン製プリンター(Epson iPrint対応機種)を使えば、受信したFAXを必要に応じてスキャンや印刷OK!
多くのインターネットFAXはモノクロのFAXのやり取りになりますので、カラー出力に対応しているのはひかりFAXの魅力的なポイントです。
フレッツ光のひかりFAXのデメリットで押さえておきたいポイント…
他のインターネットFAXサービスと比較してみると、ひかりFAXには上記の4つのデメリット…。
ひかりFAXの何が良くないのか知りたい方は、こちらのページを参考にしてみてください。
1:インターネットFAXの導入までのハードルが高い…
- フレッツ光ネクストもしくはフレッツ光ライト、ひかり電話に加入する
- ひかり電話ルーター無線LANカードによる無線LAN環境下で利用する
- スマホのAndroid端末にひかりFAXアプリをインストールする
インターネットFAX専用のサービスと比べてみると、フレッツ光のひかりFAXは導入するまでのハードルが高いのがデメリットですね。
上記のように、ひかりFAXを使うにはフレッツ光ネクストに加入したり無線LAN環境下で利用したりしないといけません。
サっと使い始めることができませんので、ひかりFAXを利用するまでに長い時間がかかります。
2:初期費用と月額料金が高い…
ひかりFAXの費用 | |
---|---|
初期工事費(代表的な工事の場合) | 24,000円 |
フレッツ光の契約料金 | 800円 |
ひかり電話の初期費用 | 3,000円 |
フレッツ光ネクストの月額料金 | 5,200円+プロバイダ利用料金 |
ひかり電話の月額料金 | 月額500円(基本プラン) |
FAXの送受信料金 | 送信は8円/3分、受信は2円/約20秒 |
ひかりFAXは、上記の表を見ればわかる通り初期費用と月額料金が高くなっています。
多くのインターネットFAXでは、1,000円の初期費用、1,000円~1,500円の月額料金で利用OK!
つまり、ひかりFAXを導入したとしても大幅なコスト削減には繋がりません。
ひかりFAXの送受信料金は安いのですが、トータルで見るとインターネットFAX専用のサービスの方がお得ですよ。
3:海外へのFAXの送信はできない…
インターネットFAX | 海外へのFAX送信 | 海外からのFAX受信 |
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eFax(イーファックス) | ||
jFax(ジェーファックス) | ||
InterFAX | ||
モバイルFAX | ||
PamFax(パムファックス) | ||
HelloFax(ハローファックス) |
インターネットFAXの中には、海外へのFAX送信や海外からのFAX受信に対応しているサービスがあります。
一方でひかりFAXは、海外の宛先にFAXを送信することができません。
海外の会社とFAXでやり取りする頻度が高い方には、こちらのページで紹介しているインターネットFAXがおすすめです。
4:2017年の4月にサービスの提供が終了した…
フレッツ光のひかりFAXは、残念ながら2013年の11月にインターネットFAXのサービスの提供を終了しました。
2013年の11月からひかりFAXは利用できましたが、コミュニケーションツールの多様化といった市場環境の変化に伴って利用者が減少し、サービスの廃止に至ったようです。
これから新規で加入することはできませんので、インターネットFAXを利用したい方はeFax(イーファックス)を選びましょう。
eFax(イーファックス)は月額1,980円を支払えば、毎月150枚までFAXの送受信が無料になります。
151枚目以降も1枚当たり10円でFAXの送受信ができますので、是非一度eFax(イーファックス)を試してみてください。
まとめ
以上のように、フレッツ光のひかりFAXのメリットとデメリットをまとめました。
ひかりFAXは操作方法がわかりやすいインターネットFAXですが、2017年にサービスが終了しています。
現在ではもっと利便性の高いサービスが登場していますので、下記のページで自分に合うインターネットFAXを探してみてください。